手首の痛み

手首の痛みとは

手首の痛みとは、手首やその周辺部分に生じる不快感や痛みの総称です。手首の捻挫や骨折などの外傷によるもの、手首の使い過ぎによる腱鞘炎によるもの、神経の圧迫によるものなど、原因はさまざまです。

痛み方や程度も多岐にわたり、症状が強い場合は手首の曲げ伸ばしや捻りの動作が困難になることもあります。手首の痛みの代表的な疾患である腱鞘炎について、産後女性を対象とした調査では35.2%の有症率が報告されています。また、慢性疼痛全体では日本人口の約13%が何らかの慢性的な痛みを抱えているとされており、手首の痛みもその一部を占めています。

当院にも、産後に抱っこや沐浴など手を使うことが増えた方や、テニス、ゴルフ、筋トレなどで痛くなった方、楽器の演奏、介護、保育などお仕事上、手を酷使することで痛みに悩まれる方が多くご来院されています。

手首の痛みを放置すると、痛みが慢性化し日常生活に大きな支障をきたすようになります。指が曲げられない・開かない、手首が腫れる、物が全く握れない、何もしなくてもズキズキ痛むといった症状が現れます。さらに進行すると、手首の機能低下や筋力低下が顕著になり、手を動かすのが困難になります。

また、手首の痛みをかばうために、肘や肩などの負担が増したり、逆側の手を酷使するようになり、別の痛みに繋がるということも多いです。最悪の場合、手首だけでなく親指や前腕へと痛みが広がり、肩や首、背中の筋肉にも緊張が広がることで全身の痛みへと発展する可能性があります。

手首の痛みの原因

開院以来、当院には手首の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験からはっきりといえるのは、手首の痛みの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

手首の痛みの原因として次のものが挙げられます。

手首の痛みはこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が絡み合い、神経の伝達がスムーズにいかなくなってしまうと本来の身体の機能が発揮できなくなり手首の痛みという症状が現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。手首の痛みでお悩みなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院では手首の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

装具やサポーターの使用

長期間の固定により関節や筋肉が硬くなり、筋力低下が起きるため機能回復に時間がかかります。また、日常生活や仕事に大きな制限が生じます。

薬物療法

一時的な症状緩和に留まることが多く、根本的な解決にならない場合があります。また、長期使用による胃腸障害などの副作用のリスクがあります。

ステロイド注射

効果には個人差があり、繰り返し何度も受けることは推奨されません。また、注射部位の感染や組織の萎縮などのリスクがあります。

手術療法

感染や神経損傷などの合併症のリスクがあります。術後のリハビリテーションも必要で、完全な回復までに時間がかかることがあります。また、手術をしても完全に症状が改善しない場合があります。

手首の痛みを改善するために

まずは、あなたの手首の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的に良くなったと感じたとしても、根本的な解決には至っていないからです。

当院では初診時のカウンセリングならびに検査を特に大切にしています。患者様が私に伝えてくださるエピソードや独自の検査結果をもとに、一人ひとり異なる手首の痛みの原因を見つけ出し、神経への施術を通じて痛みやしびれなどの症状を改善に向かわせます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

当院では身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

手首の痛みに関するQ＆A

手首の痛みは自然に治りますか？

軽度の手首の痛みは安静にすることで自然治癒する場合もありますが、多くは適切な治療が必要です。放置すると慢性化する恐れがあるため。

手首の痛みがある人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に手首を使い続けることは避けてください。また、自己判断でのマッサージや無理なストレッチは症状を悪化させる可能性があります。

腱鞘炎とドケルバン病の違いは何ですか？

ドケルバン病は腱鞘炎の一種で、手首の親指側に特化した腱鞘炎を指します。親指を伸ばす腱とその腱鞘に炎症が起こる狭窄性腱鞘炎の代表的な疾患です。

手首の痛みに湿布は効果がありますか？

湿布は一時的な痛みの緩和に効果がありますが、根本的な原因を解決するものではありません。症状が続く場合は医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

手首の痛みに効果的なストレッチはありますか？

症状や原因によって適切なストレッチは異なります。間違った方法は症状を悪化させる可能性があるため、専門家の指導の下で行うことが重要です。当院にご相談ください。

手首の痛みは完治しますか？

適切な治療を早期に開始すれば、多くの場合完治が期待できます。ただし、症状の程度や原因によって治療期間や予後は異なるため、個別の評価が必要です。

手首の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

神経に働きかける当院の施術は手首の痛みと非常に相性が良く、劇的に改善するケースもみられます。

手首の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。