ランナー膝

ランナー膝とは

ランナー膝は正式には「腸脛靭帯炎」と呼ばれ、ランニングやウォーキングの際に膝の外側に痛みが生じるスポーツ障害です。膝の屈伸で太ももの外側にある腸脛靱帯と大腿骨外側が繰り返し擦れることで、炎症を起こし痛みを引き起こします。特に長距離ランナーやジョギング愛好家に多くみられることから「ランナー膝」という名称で知られています。

日本ではランニングブームに伴い増加傾向にあると考えられます。当院にも趣味でランニングをされていて、一定の距離を超えると膝が痛くなるので練習量を制限していたり、湿布やストレッチなど試しているがよくならずお悩みの方などが、多く来院されています。

ランナー膝を放置し運動を続けると炎症が慢性化し、運動中や運動後のみの痛みだったものが、徐々に日常生活でも痛みを感じるようになります。さらに日常生活の階段昇降や長時間の歩行もつらくなり、運動だけでなく普段の生活も大きく制限されがちです。膝への負担が続くことで、場合によっては他の部位にも悪影響が及ぶこともあるため、早めの対処が重要です。

運動好きな方ほど「我慢できるうちは好きなことを続けたい」と思いがちですが、悪化させてしまうと回復まで時間がかかります。当院では効率的な施術で再発も予防しますので、一人で悩まずご相談ください。

ランナー膝の原因

開院以来、多くの方からランナー膝のご相談を受けてきました。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、ランナー膝の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

ランナー膝の原因として、次のようなものが挙げられます。

ランナー膝はこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。現状把握し検査を行い、どこに問題があるのか知ることが改善への大切な一歩です。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

もし他の治療院で思うように改善しなかったとしても、ランナー膝の改善事例が豊富な当院なら、個々の原因を明らかにして対応します。諦めずにご相談ください。

病院とはここが違います

ランナー膝に対して、病院では次のような治療が一般的です。

安静・運動制限

長期間安静にしすぎると筋力や柔軟性が低下するため、回復までの過程が長引きやすくなります。

消炎鎮痛剤の服用

一時的な痛みの緩和にはなりますが、根本的な治療にはなりません。用量や期間、体質によっては副作用が起こる場合もあります。根本原因が放置されたままで、痛みを抑えて運動を続けると、症状が悪化するリスクがあります。

インソールやランニングフォーム指導

調整が不十分だと効果が出にくく、無理に変えることでかえってバランスを崩し、痛みが長引く可能性もあります。

ランナー膝を改善するために

一人ひとり原因や症状は異なります。まずはお話をじっくりお聴きして、あなたのランナー膝の原因を見極めます。原因を明確にすることで、再発や慢性化のリスクも下げることが可能です。また、原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院では、神経のはたらきを整える独自の施術を行い、膝や筋肉への負担をやわらげ、無理なく安心して運動が続けられる身体づくりをサポートします。ご自身では分かりにくい歩行のクセや姿勢のバランスもプロの目線で細かく指導します。何度も痛みに悩まされてきた方も、根本改善を目指せます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回の検査から毎回の施術まで責任を持って一貫対応しています。身体の状態を見抜き、症状の波や小さな変化も見逃しません。独自の検査・施術システムで様々な膝痛の改善を目指し、運動好きな方も納得のサポート体制です。薬や手術に頼りたくない方もぜひご相談ください。

一人ひとり違う身体の状態に合わせ、無理なく続けやすいアプローチを提案。どんなお悩みも諦めずに一緒に解決していきましょう。

院長が継続して担当することで、普段の細かな変化にも気づきやすく、しっかりサポートできます。豊富な経験と症例から、あなたに最適な改善案を導きます。

他院で変化を感じなかった方やセルフケアだけでは不安な方も、お気軽にご相談いただけます。

ランナー膝に関するQ＆A

ランナー膝は自然に治りますか？

症状が軽ければしばらく運動を控え、安静を保てば改善が期待できます。しかし、多くの場合は適切なケアが必要です。根本的な原因に対処できなければ再発することが多いです。

ランナー膝の人がやってはいけないことは？

膝に負担をかける下り坂走行や硬い路面でのランニング、痛みを我慢して走り続けることは症状悪化につながります。

ランナー膝に有効なストレッチは？

大腿筋膜張筋や股関節、大腿部前面を重点的にストレッチし柔軟性を高め、腸脛靱帯をやさしく伸ばすストレッチが基本となります。無理せず継続が大切です。

ランナー膝になりやすい人の特徴は？

下肢や体幹の筋力不足がある人、O脚などの骨格的特徴がある人、自分に合わないシューズを使用している人、オーバートレーニングの傾向がある人に多く見られます。特に初心者ランナーに発症しやすい傾向があります。

どんな医療機関を受診したら良いですか？

スポーツ整形、膝専門の治療院や経験豊富な整骨院がおすすめです。

痛み止めや湿布は続けて大丈夫ですか？

湿布や痛み止めを使いながらのランニング継続はお勧めしません。根本改善には原因特定と適切なケアが大切です。

ランナー膝の痛みに悩まされていた方も、当院で施術を受けて次のような変化を感じています。

当院で行う小波津式は、膝の痛みやしびれだけでなく、その原因となる神経の不具合による身体のバランスまで丁寧に整えますので、根本改善や再発予防が期待できます。

ランナー膝は早めに対処すればするほど、短期間の改善が見込めます。運動を諦めてしまう前に、ぜひ当院へご相談ください。