寝違え

寝違えとは

寝違えは、寝ている間の無理な姿勢や合わない枕で首や肩の筋肉に炎症が起き、朝起きた際に強い痛みや動かしづらさを感じる状態を指します。特定の方向への首の動きが制限される特徴があり、軽症なら数日でおさまりますが、日常動作に支障が出て生活の質が損なわれてしまうこともあります。

全国で首の痛みを訴える外来患者のうち2～3割が寝違えによるもので、数百万人が毎年経験しているといわれています。寝違えは誰もが一度は経験する身近な症状で、特にデスクワークが増加した現代社会では発症頻度が高まっています。

寝違えを放置すると、痛みや可動域制限が悪化して慢性化することがあります。肩こりや頭痛が併発し、仕事や家事、運転など日常の様々な場面で大きなストレスになります。さらに無理な動作を続けることで全身の姿勢が崩れ、睡眠の質も落ちやすくなります。

くり返してしまうと首や肩、背中の緊張が強まり、仕事や趣味、育児への不安が増してしまいます。寝違えの頻度が増えている場合は、疲労やストレスを溜め込んで自律神経のバランスや骨格のバランスが崩れていることが多いため、早めの適切な対処が重要です。

寝違えの原因

当院には寝違えでお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、寝違えの原因は一つだけでなく、複数の要素が絡み合っているということです。

寝違えの原因として、次のようなものが挙げられます。

寝違えはこのような様々な要因が複雑に絡んで起こる症状です。

首や肩まわりの筋肉・関節・神経の状態は人それぞれ異なるため、検査による原因の特定が根本改善のカギになります。一般的なマッサージや市販薬では十分に解決しないケースも多いので、「どこに行っても改善しない」と感じている方こそご相談ください。

病院やほかの治療院で改善しなかった場合も諦める必要はありません。寝違えでお困りなら実績豊富な当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院では寝違えに対して、次のような治療が一般的です。画像検査で異常がなければ保存療法が基本となり、急性期のストレッチやマッサージは控えるよう伝えられることが多いでしょう。

薬物療法

湿布や鎮痛薬は一時的に痛みを和らげますが、根本から改善するものではありません。頻繁に頼ると薬の副作用や依存が心配になることもあります。

安静・固定

長期間の安静や固定は筋力や関節の柔軟性低下につながり、再発や悪化を招く場合があるため注意が必要です。

リハビリや物理療法

急激なストレッチや無理な運動はかえって炎症を悪化させることもあります。自己判断でリハビリを進めないようご注意ください。

寝違えを改善するために

当院ではまずしっかりと原因を探し出すことからスタートします。筋肉や関節、神経の状態を検査し、生活スタイルや身体のクセまで徹底的に確認。そのうえで患者様ごとに最適な施術計画を立て、首や肩だけでなく全身のバランスを整えて根本から改善を目指します。症状を繰り返さない体作りと、安心して日常を過ごせるサポートを大切にしています。

国家資格を持つ院長がひとり一人の状態をみながら、オーダーメイドの施術を毎回担当します。関節と筋肉を司る神経そのものに働きかける小波津式／KOHATSU Methodによる施術は、複雑な寝違えの痛みにも対応可能です。

痛み止めや湿布、他の治療院では改善しなかった方にも多くご相談いただいています。独自の検査と施術、日常動作やセルフケアのアドバイスまで一貫対応。初めての方でも安心してご相談ください。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初診から施術まで全て担当します。最新の検査と分析、根本改善を追求する治療方針で高い改善率を実現。忙しくて通い続けるのが不安な方も、ご自身の希望やペースに合わせて安心してご相談いただけます。

身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、院長が一貫して行うようにしています。

一般的なマッサージや薬に頼らず、再発を防ぐための生活習慣や姿勢のアドバイスも実施。継続しやすいセルフケア方法・家庭での注意点まで丁寧にサポートしていますので、長年繰り返してきた寝違えのお悩みもご安心ください。

寝違えに関するQ＆A

寝違えは自然に治りますか？

通常は1週間程度の安静で改善します。しっかり休めなかったり対処が不十分だと長引いたり、くり返しやすくなります。痛みがなかなか引かない場合は一度ご相談ください。

寝違えの人がやってはいけないことは？

首の痛みが強い時期は無理に動かしたり、強いストレッチやマッサージを行うと悪化する恐れがあります。

整形外科と整骨院、どちらに行けばいいですか？

強すぎる痛みやしびれがある場合は整形外科を、繰り返す痛みや、なかなか治らない場合は整骨院や整体院も適しています。

寝違えを繰り返さないためには？

自律神経のバランスを整えることが寝違えの予防になります。生活習慣や姿勢、寝具なども関係します。疲労やストレスを溜め込まないように、適度に休憩し、身体を動かす事。なるべく栄養バランスを考えた食事をして、夜はゆっくり入浴して決まった時間に就寝することを心掛けましょう。

市販薬や湿布の効果は？

一時的に痛みを和らげますが、根本的な改善には生活や姿勢の見直し、専門的なケアが重要です。

ストレッチやマッサージはいつからしていい？

急性期は控えて、痛みが和らいできてから優しいストレッチを取り入れていくのが良いでしょう。

寝違えの悩みから卒業された方々からは、様々な喜びの声が寄せられています。

神経にアプローチする当院の施術は寝違えの改善に非常に有効で、早めに対処すれば回復もスムーズです。

寝違えで長引く不調に悩む方も、一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。