腱板損傷

腱板損傷とは

腱板損傷とは、肩の腱板と呼ばれる関節を支える筋肉や腱が傷ついてしまった、または切れてしまった状態を指します。腱板は4つの筋肉とその腱からなり、肩関節の安定とスムーズな運動を担っており、これらを損傷することで肩を動かす時に痛みが強くなったり、動かしづらくなったりするのが特徴です。特に中高年や肩をよく使う人、スポーツ愛好者に多く見られます。

腱板損傷では肩の痛みやしびれが長引くことも珍しくありません。一部が切れている場合でも、初期症状が軽いと見逃しやすく、進行するとさらに痛みや動かしづらさが増します。

腱板損傷を放置したままだと、肩の可動域がどんどん狭くなり腕が上げられなくなってしまうことが考えられます。痛みが慢性化して夜も眠れなくなるなど日常生活への影響も拡大します。さらに、肩の筋力が低下して荷物が持てなくなったり、重症化すると日常の家事や仕事も困難になる場合があります。重い症状では手術が必要となるケースもあるため、早めの対策が大切です。

また肩の不調が長引くと反対側の肩や首、背中へも負担がかかり新たな痛みを引き起こすこともあり、悪循環に陥る恐れがあります。

腱板損傷の原因

開院以来、当院には腱板損傷でお悩みの方が数多くご来院されています。

これまでの検査結果や施術経験からはっきり言えるのは、腱板損傷の原因は一つのではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

腱板損傷の原因として次のものが挙げられます。

腱板損傷は、こういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が絡み合い、神経の伝達がスムーズにいかなくなってしまうと、本来の身体の機能が発揮できなくなり腱板損傷という症状が現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには正確な状態の把握と検査が何より重要になります。

他の医療機関や治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腱板損傷でお悩みなら豊富な施術経験を持つ当院にお任せください。

病院とはここが違います

腱板損傷に対して、病院では次のような治療が一般的です。

薬物療法

鎮痛や消炎効果はあるものの、腱板そのものの修復効果は期待できません。効果が一時的であり、根本的な治療にはならないことが多く、長期使用による胃腸障害や腎機能障害など、全身的な副作用のリスクがあります。

注射療法

効果が一時的で根本的な解決にはならない場合があります。繰り返し注射を行うことで腱や靱帯が弱くなるリスクも指摘されています。

手術療法

術後感染、神経損傷などの合併症の可能性があります。手術後も回復に個人差があり、完全な機能回復が得られない場合もあります。また、入院やリハビリ期間が長く、仕事や日常生活への影響も大きいです。

腱板損傷を改善するために

まずは丁寧にお話をお伺いし、そのうえであなたの腱板損傷の原因を検査を通して明らかにします。原因を取り違えていれば一時的に良くなったと感じたとしても、根本的な解決には至っていないからです。痛みだけにとらわれず、身体の使い方や全身の調和にも目を向けることで、より早い回復と再発防止が期待できます。

当院では初診時のカウンセリングならびに検査を特に大切にしています。患者様が私に伝えてくださるエピソードや独自の検査結果をもとに、一人ひとり異なる腱板損傷の原因を見つけ出し、神経へのアプローチを通して痛みやしびれなどの症状を改善に向かわせ、患者様を本来の姿へと導きます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

当院では身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

独自の検査で原因を特定し、幅広い症状に対応可能な 小波津式／KOHATSU Method を用いて治療いたします。多くの臨床例を分析し、最短で根本改善を目指す治療システムが高い改善率を実現しています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、他の医療機関や治療院で効果を感じられなかった方も諦めずにご相談ください。

腱板損傷に関するQ＆A

腱板損傷は自然に治りますか？

腱板損傷が自然に完治するケースは少なく、痛みや動かしづらさが長く続くことも多いです。適切な治療やリハビリを早めに受けることが大切です。

腱板損傷の人がやってはいけないことは？

無理に肩を動かしたり、重い荷物を持つこと、急に激しい動きをすることは避けてください。痛みがある時は安静を守りましょう。

痛みがなくなれば運動を再開しても大丈夫？

痛みが消えても自己判断での運動再開は禁物です。必ず専門家の指導を受けながら徐々に再開してください。

腱板損傷は手術なしで良くなりますか？

状態や損傷の程度によりますが、多くの場合はリハビリや保存療法で改善が見込まれます。重度の場合のみ手術が検討されます。

湿布や薬で治りますか？

痛みの和らげる効果は期待できますが、根本的な原因を改善するには積極的な治療が必要です。

若い人でも腱板損傷になりますか？

スポーツや事故などがきっかけで、年齢に関わらず起こることもあります。

腱板損傷で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのように変化を実感されています。

神経に働きかける当院の施術は、腱板損傷に対して効果が期待でき、著しい改善が見られるケースもあります。

腱板損傷は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。お一人で悩むことなく、お気軽にご相談ください。