膝の痛み

膝の痛みとは

膝の痛みとは、膝関節やその周辺に生じる不快感や痛みのことです。多くの場合、関節軟骨の摩耗による変形や炎症、筋力低下などが原因となり、日常生活での動作に支障をきたします。重症化すると安静時にも痛みを感じるようになります。

特に中高年以降に多く見られ、歩行や立ちかがみ、階段の上り下りなどの基本的な動作で痛みを感じるようになります。厚生労働省の調査によると、40歳以上の変形性膝関節症患者は約2530万人と推定されており、50歳以上では約40.4%の人が膝の痛みを経験したことがあります。

膝の痛みを放置すると、徐々に症状が進行し、日常生活に大きな支障をきたすようになります。軟骨の摩耗や関節の変形が進行し歩行困難となり、最終的には人工膝関節置換術が必要になる可能性もあります。

また、膝をかばうことで腰痛や股関節痛を併発し、全身のバランスが崩れて転倒リスクが高まります。日常生活の質が著しく低下し、外出を控えるようになることで筋力低下や認知機能の低下も招く恐れがあります。

膝の痛みの原因

開院以来、当院には膝の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験からはっきりといえるのは、膝の痛みの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

膝の痛みの原因として次のものが挙げられます。

膝の痛みはこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が絡み合い、神経の伝達がスムーズにいかなくなってしまうと本来の身体の機能が発揮できなくなり膝の痛みという症状が現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。膝の痛みでお悩みなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院では膝の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあります、根本的な原因の解決にはならず、一時的な痛みの緩和にとどまることが多いです。

ヒアルロン酸注射・ステロイド注射

効果の持続期間が限定的で、定期的な注射が必要になることが多く、感染や軟骨損傷のリスクもあります。一度で劇的な変化がある場合は少なく、ある程度の回数が必要になります。

手術療法

合併症のリスクがあり、術後の回復に長期間を要する上、完全な機能回復が保証されない場合があります。心身への負担が大きく、さらに医療費の負担も多くなります。また、人工関節の場合は15～20年程度で再手術が必要になることがあります。

膝の痛みを改善するために

まずは、あなたの膝の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的に良くなったと感じたとしても、根本的な解決には至っていないからです。

当院では初診時のカウンセリングならびに検査を特に大切にしています。患者様が私に伝えてくださるエピソードや独自の検査結果をもとに、一人ひとり異なる膝の痛みの原因を見つけ出し、神経への施術を通じて痛みやしびれなどの症状を改善に導きます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

当院では身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方、手術以外の方法で治療したいとお考えの方も諦めずにご相談ください。

膝の痛みに関するQ＆A

膝の痛みは自然に治りますか？

軽い膝の痛みは適度な休息で自然に回復することもありますが、慢性化を防ぎ早期回復のためには早めの対処が重要です。また、変形性膝関節症などの進行性疾患は自然治癒は困難なため、適切な治療が重要です。

膝の痛みがある人がやってはいけないことは？

激しい運動や、重い荷物の持ち運びは避けるべきです。また、痛みを我慢して無理な姿勢や動作を続けることは症状を悪化させる可能性があります。

膝に溜まった水を抜くとクセになりますか？

水を抜くことで、ある程度の痛みや腫れ、動かしにくさなどは多少緩和されます。しかし、水を抜いても炎症を引き起こしている根本的な原因が解決されていない限り関節液は再び過剰に分泌され、いわゆる水が溜まった状態を繰り返す可能性が高いと言えます。

膝の痛みに対してサプリメントは効果がありますか？

グルコサミンやコンドロイチンといったサプリメントとを摂取することによる、鎮痛効果、機能改善、生活の質の向上といった効果は確認されておらず、科学的に証明されていないというのが現在の医学的見解です。膝の痛みでお悩みの場合は、適切な治療を受けることが重要です。

膝の痛みに効果的な運動はありますか？

痛めた原因によって効果的な運動は変わります。誤った運動を行うと逆に痛めてしまうケースもあるので当院にご相談ください。

膝の痛みで手術が必要になるのはどんな時ですか？

保存的治療で改善せず、日常生活に著しい支障をきたす場合や、関節の変形が高度に進行した場合に手術適応となることがあります。

膝の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

神経に働きかける当院の施術は膝の痛みと非常に相性が良く、劇的に改善するケースもみられます。

膝の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。